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先日、首都圏のある中高一貫校(帰国枠を設けてる学校です)の先生をしている知人とじっくり話す機会がありました。内側から見た中高一貫校の実態がおもしろかったので、何回かに分けて、ご紹介したいと思います。4回目は「自由放任と管理教育」の話です。

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「最近さ、大学入試が変わるって文脈の中で、『管理型教育は悪』で『自由放任主義の学校が素晴らしい』って論調があるでしょ。これ、いわゆる中堅校の教師はきわめて不愉快に思ってる」

「首都圏で、自由放任型の最高峰と言えば、麻布なわけ。麻布は確かに、伝統的な自由放任主義の学校でありながら、東大合格者数でベスト10を維持し続けている。良い学校であることは間違いない。おそらく、麻布の教員自身が、『うちの学校、素晴らしいでしょ』なんてことは言ってないと思うけど、書籍とか雑誌でもてはやされてるでしょ。それが気に入らないんだよね」

注:こういう本のことですね。ぱらぱらと読みましたが、確かに、持ち上げすぎのような気がしますね。

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「うちの学校の同僚に言わせれば、『自由放任主義がそんなにすごいことなのか。大学受験テクニックを教え込むという泥臭い部分を、鉄緑会にアウトソーシング(外部委託)してるだけでしょ』ってことになる。うちは管理型とか批判されることもあるが、塾でやってくれることを学校内でやってるってだけ。それでなんで批判されないといけないのか」

「そりゃ生徒たちに自由を与えて、自主的に勉強してもらって、なおかつ大学進学実績を上げてくれれば文句ないよ。でもさ、鉄緑会に代表される有力塾っていうのは、だいたい都心部にある。埼玉とか千葉とか横浜とか多摩とかから通うのは、無理がある。そういう学校はどうすればいいの。学校で面倒をみてやるしかないでしょ」

注:鉄緑会とは、東京・代々木にある東大や医学部を狙う学習塾。HPによると、学校別の在籍者数は、開成821人、桜蔭738人、筑波大付属駒場500人、麻布352人、海城321人 など。

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鉄緑会に通う生徒の多くが使ってる単語集「鉄壁」。名前からしてかっこいいですよね。人気テレビ番組「東大王」でも紹介されてましたよ。私が中・高生のころは存在しませんでした。。。残念。

なお、学校があまり受験対策をしてくれない学校に通っていた私も、その昔、鉄緑会に通っていた時期があります。成績があまり芳しくなく、5段階(だったと思うけど定かではない)あった中で、最低ランクのクラスにしか通えず、大学入試前から敗北感を味わっていました。

Z会の通信教育

もやってましたが、中学生のうちはともかく、高校になってくるとなかなか独学は厳しかったですね。

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