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先日、首都圏のある中高一貫校(帰国枠を設けてる学校です)の先生をしている知人とじっくり話す機会がありました。内側から見た中高一貫校の実態がおもしろかったので、何回かに分けて、ご紹介したいと思います。2回目は「心配なのは、やりたいことが特にない生徒」という話です。

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「どこの学校にも成績の悪い生徒っているわけだけど、たとえ成績が悪くても、明るい性格で友達がたくさんいるような生徒とか、部活を頑張っていたりする生徒については、それほど心配してない。そういう生徒たちは学校のなかに居場所があるし、高2ごろから本腰を入れて勉強すれば、早慶クラスに届く可能性がけっこうある」

「学校側が本気で心配する生徒っていうのは、とりたててやりたいことがなく、とりたてて元気があるわけでもなく、友達も少ない生徒。やりたいことがなくて悩んでいるというわりには、本を読んだりするわけでもなく、ひたすらゲームしていたりする。勉強は、まったくしないわけじゃないけど、学校に言われたことを、言われるままに何となくやってるだけ」

「これで成績を維持できるのであれば問題ないんだけど、やっぱり『何となく』取り組むのでは、成績は伸びないよね。やりたいことはない、友達はほとんどいない、成績は良くない。この三つがそろうと、学校の会議で『あの子、心配だよね。どうする?』って取り上げられる対象になる」

「もし、中2とか中3でこの状態に陥ると、中学卒業時点で、外部の高校を受験して、せっかく入った中高一貫校から去る、ということになりかねない。そういう状況になりやすい生徒っていうのは、誤解を恐れずに言えば、親がいい中学に入れて満足しているって生徒。親に言われるまま中学受験して、入試をクリアしたところまでは良かったんだけど、自分の意思で入った学校ではなかったりすると、そこで頑張りがきかない」

「だから、受験校選びについては、よく親子で話し合ってほしい。知らず知らずのうちに、親の希望を押しつけてるケースが多いように思う。中学入試は決してゴールではなく、スタート。入学してから何をやるのか、どう過ごすのかが大事なんですよ」

この話を聞いて思い出したのが、この本。

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うちの娘も中学生。そろそろ将来の仕事について、話し合った方がいいのかな。

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