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2013年から3年あまり滞在したロンドンでの暮らしを振り返るシリーズ。

8回目は「赴任が決まった知り合いへのメールを発掘」編です。ではどうぞ。

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前回、前々回と、子どもの学校探しについて振り返ったわけですが、結局、日本にいる間に学校選びはちっとも進みませんでした。夫婦そろって「ま、何とかなるか」という性格だったこともあり、渡英後に本格的に探すことにしました。

それでも不安だ、という方は、専門家の力を借りましょう。例えば、帰国受験に強いJOBAでは、学校選びの相談に乗ってくれます。メール相談だけなら無料です。私も相談に乗ってもらいました。

いやー5年前の話なので、ずいぶん記憶が曖昧になっており、なかなか筆が進みません。と、悩んでいたら、なんと! 2015年1月に、これから赴任する知り合いに向けて私が書いた子供の教育関連のメールを発掘しました。以下、貼り付けます。自分の文章なので、問題ないでしょう。

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Mさん

ロンドンでの現地校選びですが、①お子さんの年齢②公立か私立か③北か北西か南か西か がポイントになります。

まず、年齢です。英国の小学校は、YEAR3から急に学習内容が難しくなります。YEAR2までは遊びみたいなものなのですが、YEAR4の宿題はなかなか難しいです。例えば、「次の文章の中から、二つ以上の意味を持つ英単語を抜き出しなさい」「抜き出したうちの一つを選んで、例文を二つ以上作りなさい」とか、そんな感じです。

お子さんがYEAR3に該当するなら公立で問題ないかと思います。が、YEAR4なら私立(高いけど面倒見がいい。日本からある程度、目星を付けられる)を選択肢に入れてもいいかもしれません。

公立校の場合、YEAR1からYEAR3くらいまでは面倒見がいいですが、YEAR5あるいはYEAR6から入ってくる英語の話せない子供たちは、放っておかれるケースもあるようです。英語を教えてもすぐに卒業してしまうため、手をかける優先順位が低いということのようで、実際、娘の学校でもほっとかれてる日本人がいます(YEAR5)。

ただ、仮にYEAR4であっても、宿題をフォローする日系塾がありますので、そういうところに通ったり、家庭教師に来てもらったりすれば、公立でも問題ないかもしれません。ちなみに、私立の学費は1学期あたり3000~5000ポンドです。

最後にロンドンのどの地域の学校に通うかという点です。ロンドンで教育に熱心な地域というのは、北部か南部のようです。

北部というのは、地下鉄の駅でいうとノーザンラインのフィンチリーセントラル周辺です。北には高評価の公立校が多いですし、土曜日に行われる日本語補習校もありますので、私も当初は北で検討しました。

南部は、ウインブルドン、リッチモンドなど、お金持ちの多いエリアです。南部は全く検討しなかったのですが、過ごしやすそうで、ロンドンライフが楽しめると思います

北西部のセントジョーンズウッドのあたりには、私立の優良な学校があるようです。アメリカンスクールもありますが、公立校の話はあまり聞きません。北西部は、ユーロスターの出発駅であるセントパンクラスに近いという利点がありますが、家賃が高いです。もし、ロンドンで車を運転する予定がないなら、北西部がいいかもしれません(北、西、南とも、車がないとけっこう不便です)。

西部にすんだ場合は、「現地校になじめなかったら日本人学校に移る」という選択肢を持つことができます。日本人学校のあるウエストアクトン、その一つ隣のイーリングブロードウェイあたりには、日本人がたくさんいます。日本食材屋もあるので、食材の調達が容易で、まずまず過ごしやすいです。ヒースロー空港に近いですが、市内まではけっこう遠いです。

現地校生活ですが、「なじめないかも」と心配したのですが、うちの子供たちは1週間で慣れました。編入時期が11月末で、クリスマスソングの練習ばかりだったので、入りやすかったようです。毎日弁当を持って行ってますが、給食(スクールディナーと呼ばれてます)も選べます(有料)。

効率の場合、申し込みに際し、希望校を3つまで書けます。その際、住所を証明できる書類(家の契約書)が必要です。人気のある学校に入れたい場合、なるべく学校の近くに住むことが重要です。もし最初は違う学校でも、入れかわりが激しいので、少し待てば希望校に入れると思います。

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ロンドンに住んで1年ちょっとのころに書いた文章だけに、なかなか詳細ですね(自画自賛)。地区別の事情などは、いまは変わっているかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。

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