
イギリスは日本と同様に右ハンドルなので、とても運転しやすい国です。
が、いくつか英国独特のルールや習慣があります。
旅行者がレンタカーを借りて運転する際に気を付けるべきポイントを挙げてみました。
第6位 駐車ルール
英国の道路にはたいてい、こういうサインが出ています。
下の写真は、「月曜から土曜、あさ8時から夕方6時30分までの間は、30分だけ駐車してもOK。いったん離れたら、1時間は戻ってこないでね」という意味です。
「駐車証(パーミット)を持っている人だけ」とか、表示には色々あります。
慣れればすぐに分かります。
グーグルアースなんかで事前に調べてみることも可能です。
何も書いてなければ、何時間でも駐車できます。
第5位 スピード違反の取り締まり
これは日本と似てますね。制限速度の変わり目あたりに、カメラが設置されたりしています。
性格悪いです。
私が住んでいたあたりに、片側2車線なのに、時速40マイル(64キロ)から30マイル(48キロ)に変化する道があって、周囲の人たちは軒並みやられてました。
中には、一日に2度、写真を撮られた人もいました。
なお、田舎の道の制限速度はだいたい時速60マイル(96キロ)ですが、集落に入ると、もれなく30マイル(48キロ)になりますので、お気を付け下さい。
第4位 ラウンド・アバウト
右からくる車が優先です。「右、右、右」と意識しましょう。
慎重になるあまり、右から車が来ていないのに停止したりしないようにしましょう。
追突される危険があります。最初のうちは、ラウンド・アバウトから出るタイミングが難しかったりしますが、
出られなかったらもう一周すればいいだけなので、あせらず行きましょう。
第3位 混雑税
平日、ロンドンの中心部に入るときは、お金を払わなくては行けません。
特にゲートなどは何もないので、自分から申告する必要があります。
ほったらかしておくと、あとから請求が来ます。
下の地図の範囲内です。
私は自家用車で入ったことありません。
ですので、お金の払い方も、よく知らないのです。すいません。
第2位 バスレーン
道路が赤っぽく塗られていれば、それはバスレーンのサインです。
一般の乗用車は走ることができません(深夜や日曜などはOKのこともある)。
ロンドンタクシーはバスレーンの走行を認められています。
付いていかないよう気を付けましょう。
バスレーンには、英国での運転に慣れるまで、ずいぶん気を使いました。
うっかり入ってしまうと、スピード違反の取り締まりと同様、写真を撮られて請求がきます。
第1位 ゼブラ・クロッシング(横断歩道)
イギリスで運転を始めた当時、最も気を使ったのが、英国で「ゼブラ・クロッシング」と呼ばれる横断歩道。歩行者優先ですので、歩行者が左右を見ずにこの横断歩道を渡ってくることもあります。
白黒のポールに黄色いボールが載っているのが、横断歩道のサインです(冒頭の写真)。
駐車禁止やスピード違反、混雑税、バスレーン違反はお金を払えば済みますが、歩行者にぶつかってしまえばそういうわけにはいきません。旅行が台無しになってしまうので、くれぐれも気を付けましょう。
なお、英国人は横断歩道以外でもガンガン道を渡ってきます。油断すると、赤信号でも渡ろうとしてきますのでお気を付けて。
逆に、歩行者の時は、堂々と横断歩道を渡りましょう。みな止まってくれるので、最初のうちは「さすがイギリス」と感心したものです。
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おまけ 「弱い橋」
写真奥に見えている橋は「弱い」らしいです。そんな直前に言われてもどうしようもありません。。。
以上、レンタカーを借りてイギリスで車を運転する際の注意事項でした。
ではよい旅を!