
フィッシュ・アンド・チップスと並ぶ英国料理の代表格ローストビーフ。短期の旅行者だったら、コベントガーデンの近くにあるシンプソンズ・イン・ザ・ストランド(Simpsons in the Strand)をおすすめしたい。
ただ、ローストビーフを出すレストランというのは、ちょっと格式が高く、小さな子連れでは訪れにくい(昼なら問題ないが、夜は大人の空間)。気軽に料理を楽しみたいときは、ロンドンのスーパーで肉を買い、自宅で調理したりしてました。うまく作れるようになったので、忘れないようにメモしておきます。
材料(かなりアバウトでもOK)
- 肉・・・1キロ
- タマネギ・・・一つまたは二つ(お好みで。なくてもOK)
- にんにく・・・すりおろし用(お好みで。なくてもOK)。薄切り用もあれば、なお良し
- しょうが・・・すりおろし用(お好みで。なくてもOK)
- 塩、こしょう・・・家にあるものを適当に
- しょうゆ・・・100グラム(タレの材料)
- みりん・・・100グラム(タレの材料)
- 赤ワイン・・・50グラム(タレの材料)
- 日本酒・・・50グラム(タレの材料)
手順1 肉を調達
よく使っていたのは、アバディーンアンガス種の肉。部位はトップサイド(内もも)。なんでかって、大手スーパー、ウェイトローズの精肉コーナーにいるおばちゃんが「ローストビーフなら、トップサイドがいい」って言うから(主体性なし)。値段はだいたい1キロあたり17~18ポンド(日本円で2500~2600円)くらい。
手順2 常温に戻す。その間に、ニンニクとショウガをすりおろす
多くのレシピに、肉は常温に戻してから調理すべしと書いてあるので、それに従います。時間がかかるので、その間に下準備。ニンニクとショウガをすりおろしておきます。好みなので、不要だったらなくてもいいです。
手順3 肉に塩・こしょうと、手順2ですりおろしたニンニクとショウガをすり込む
フォークとかを使って、ぶすぶす穴をあけるといいようです。気分も盛り上がってきます。
手順4 オーブンを200度に予熱。その間に、肉の表面をフライパンで焼き目を付ける
しっかり目に焼きましょう。肉のにおいがしてきましたよ~。フライパンは手順6で使うので、そのまま置いておきます。
手順5 オーブンに入れて20~25分焼く
肉の分厚さにもよりますが、私はしっかり焼いた方が好きなので、25分ほど焼きます。途中、10分くらいしたら、肉の向きを変えます。そうすると、まんべんなく火が入ります。焼いている間に、タレなどを準備します。
手順6 タマネギとニンニクを薄切りにして、手順4で使ったフライパンで炒める
分量はお好みで。タマネギ、ニンニクはなくてもいいので、この手順は省略可です。
手順7 タマネギとニンニクを炒めたフライパンに、タレの材料を加える
ぐつぐつしたら、火を止めて、肉の焼き上がりを待ちます。赤ワインと日本酒は、なければどっちかだけでもいいです。分量は適当でもなんとかなります。肉の大きさによって調整して下さい。
手順8 しっかりしたビニール袋に、手順7で作ったタレを入れ、焼き上がった肉を漬け込む
袋は2重にしたほうがいいです。時間がなかったら、1時間くらいで食べてもいいですが、粗熱が取れた後、冷蔵庫でしばらく寝かすとさらにおいしいです。薄く切り、お好みでタレをかけて食べましょう。
「ローストビーフなんてよくやるよ」「私はすき焼き・しゃぶしゃぶの方が好き」って方は【最高級あか毛和牛専門店 神内ファーム21】の牛肉はいかがですか。
あ~おなかすいてきた。