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渋谷教育学園渋谷中学校の帰国子女受験について。前回からの続きです。

説明会で出た有益な話としましては、選考基準!

帰国生の受験方法は、

  • 英語・国語・算数・英語面接
  • 作文・国語・算数・面接

のどちらかを選ぶわけですが、英語圏からの帰国生の場合は、「英語・国語・算数・英語面接」を選ぶ方が多いでしょう。

なお、「作文型」で合格する人は、たいてい御三家も合格する実力を持ってるので、そっちに流れてしまい、あまり入学してくれないそうです。

2017年は、35人合格で、入学は11人とのこと。日本語による作文では差がつきにくく、国語と算数で差がつく。合格圏に入るためには、国語と算数の計200点のうち、150点くらいは欲しいということです。面接は、ほとんど合否には関係ないそうです。

で、「英語型」の選考基準ですが、

最も重視されるのは「英語」+「英語面接」

だそうです。

ここで上位35人(2017年の受験生は119人)に入らないと厳しい。

その上位35人のうち、国語と算数の点数が低すぎる受験生を落とす。だいたい100点満点で15点とれれば、落とされないそうです。

15点取るためには、

  • 算数は計算
  • 国語は漢字

をしっかりやってきてね、ということでした。

気になる英語の配点ですが、

  • リスニング・・・15%
  • リーディング・・・25%
  • ライティング・・・25%
  • インタビュー(英語面接)・・・35%

となっているそうです。リスニングは、きちんと聞いていれば答えられる。リーディングは選択式。差がつくのはライティング。インタビューは、6人でグループを作り、何らかのタスクに挑むというもの。どういうアイデアを出せるかを見るようです。

帰国子女受験は甘くない(4)~渋谷渋谷不合格体験記(下)

で、娘から聞き取ったタスクの内容を書いているので、よろしければどうぞ。

なかなか考えさせる問題で、日頃からアンテナを高くしておくことが求められます。後知恵ですが、ウォール・ストリート・ジャーナルThe Japan Times Alphaなどの英字新聞を読んでいれば、効果があったのではないかと感じました。

英語型は、昨年は119人が受験し、合格は24人(男6、女18)。このうち20人が入学したそうです。

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